自律神経失調症・自律神経障害 (反応点治療研究会症例集)

めまい、動悸、発汗、冷え、更年期障害などに内耳や下腹部内臓器が関わります。このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会が自律神経機能をテーマに東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

複雑な症状、さらにめまいまで…

50代 女性

初回
原因不明の湿疹、手足の冷えやむくみ、全身倦怠感、顔のしびれ、難聴、緑内障など、多くの病状に苦しまれている。多くの病院を回るが、これといった原因や治療もなく不安な様子。その上めまいが起こり、日常生活に支障をきたすようになり来院された。各症状と反応点から考えられる原因と対策を説明すると、全身治療を続けていくことに希望を持ったようだ。

2回目
4日後に来院。しびれ、めまいがやや改善され、食欲がわくようになったと喜ばれた。遠方より来院のため、週1回の治療と、ローラー鍼による毎日のセルフケアを勧めた。耳、鼻、目、消化器系、泌尿器系の反応が顕著に見られた。

6回目
しびれの範囲が狭まり、めまいも疲れたときや自転車に乗ったときなどに限られてきた。反応点を確認すると、日に日に良くなっているのが感じられる。キャンセルする予定だった約1週間の旅行にも行けそうになってきた。

12回目
帰国後は、また元に戻ったかと思われる程の体調の悪さであったが、治療を積み重ねるうちに再度改善していった。この頃にめまい感は、ほぼ消失した。また、聞こえにくかった電子音がよく聞こえるようになった様子で、難聴の改善もみられる。眼圧は当初の18mmHgから12まで下がり安定。わずかなしびれや湿疹、緑内障の進行を抑えるために継続して通院している。

治療のポイントと反応点の状況
手足の冷え、むくみ、などは心臓の反応点の様子から、末梢への体液循環不全が原因の一つとして考えられた。平衡感覚に影響する耳の反応点回復に重点をおいた。また耳の反応点が回復するにつれ、めまいや難聴が良くなっていった。

治療の経過と感じたこと(感想)
反応点の程度と治療頻度から、回復に時間はかかると予想された。しかし、セルフケアを日課のように続けた結果、旅行に行けるまでになった。熱心で前向きな努力が、反応点を次第に改善させるのに役立ったと考えている。この調子で前向きに続ければQOLはさらに上がるだろうと思われる。
 
反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

スポンサーサイト

| SORA鍼灸院 森川真二 | 15:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

不眠症で何をしてもイライラ

50代 男性

初回
顔がほてる、息が苦しく動悸など、今までに経験したことのない不調に不安が隠せない様子であった。夜中にも目が覚め、睡眠薬が欠かせない為、朝もだるい。昼寝もできず、イライラして落ち着かない。ご飯もおいしくない。仕事も休職中である。鍼治療に加えローラー鍼なども行った。笑顔は全く見られない。

3回目
治療を受けた日は、いつもより眠れるようだ。めまいが改善される、ご飯も少しおいしく感じるなど徐々に変化が見られる。ローラー鍼・せんねん灸によるセルフケアと、週2回の全身治療を続ける。

9回目
治療中に眠られ、落ち着いて治療ができるようになってきた。脇腹から膝や足首など、各部の痛みにも細かく治療を行った。日中の適度な運動、規則正しい生活を心がけるように促し、週1回の治療で経過ることにした。

13回目
随分落ち着いてきたが、昼間にだるさを感じる。睡眠薬を服用しないと気になって眠れない。まずは体調を整えていくことを伝えた。

26回目
治療開始以来はじめて、睡眠薬なしで眠れたようだ。仕事にも復帰し笑顔も増えてきた。引き続き、夜間頻尿の改善に膀胱反応点の治療を継続した。今は内臓反応点も治療しながら眠りの質を高めることに努めている。

治療のポイントと反応点の状況
当初めまいも感じていたことから、平衡感覚の不具合が継続的に脳に伝わることで自律神経系の症状や、不眠症へとつながったと考えられた。平衡感覚に影響する耳の反応点を中心に、全身治療を根気よく継続した。

治療の経過と感じたこと(感想)
全身の反応点が顕著であったこと、内耳環境の改善がしにくいことから、完治には時間を要したが、根気よく継続的に治療とセルフケアができたことにより、徐々にではあるが改善した。治療の積み重ねの重要性を学んだ。


反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川 真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 14:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

過敏性腸症候群患者の耳鳴り

40代 男性

初回
通勤時の下痢が不安。動悸、息切れ、めまいを伴い、首筋から上腕にしびれ感がある。原因のわからない自律神経症状に困惑している様子。心療内科では、過敏性腸症候群と診断を受け、漢方薬など5種類の薬を服薬中である。

2回目
しびれは楽になったが、他の症状に変化はみられない。今まで気付かなかった耳鳴りも感じているようだ。しかしセルフケアを頑張っている様子で反応点の改善状態から体は確実に良くなっていることを伝え、引き続き治療を行うよう指示した。

4回目
体調に波はあるが、下痢は改善傾向である。耳周りの緊張していた筋肉も緩和してきた。ずっと気になる耳鳴りも消える瞬間があり、治療の効果に喜んでいるようだ。

6回目
当初の症状はほぼ無くなり薬も今は服薬していない。反応点も特に顕著な場所は見られないが、再発防止と体調管理のために定期的な治療を継続している。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、喉を重点的に、肝臓、膀胱を注視しながら内臓全般の反応点を治療。特に首周りの筋肉の緊張が強かったため、緊張緩和に注力した。

治療の経過と感じたこと(感想)
下痢をくり返す過敏性腸症候群は腸の不調ではあるが、腸だけの問題ではない。反応点は自覚症状がはっきりしている腹部より顔面部に顕著に現れていた。顔面部には多数の感覚器が存在しており、そこから入力される情報が反射的に自律神経の不調をもたらしたと考えられる。2回目から訴えた耳鳴りも比較的簡単に改善したが、顔面部の反応点の改善が耳鳴りの解消に役立ったと推察している。局所のみではなく全身に見られた反応点を治療したことで症状の改善につながったのではないかと思われる。

反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 13:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |